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会議を格段に面白くする方法*バカみたいな発想が会社を救う*

だらだらと長引く眠たい会議、頭もいまひとつ回転しないし、長丁場になった割には、成果が出ない…そんな会議を経験したことはありませんか?あるいは、批判ばかりし合っていて、なかなか議論が進展しない会議も、頑張った割に新しい気づきもなく、つまらない会議になっているかもしれません。

今日は、会議を格段に面白くする、バカみたいな発想法をお伝えしたいと思います。

面白い会議、というのは、脳が活性化され、つい、わくわくしてしまうような会議です。あなたの会社で、そんなわくわく会議ができたら、毎日、会社に行くのが楽しみになるでしょう。

会議のルールで最も大切なことは、アイディアを出すときに、「拡散」と「収束」の段階を分けるということです。何か新しい企画が欲しい、何かアイディアが必要だ、というときに、いきなり使えるアイディアを出そうと、Aと言えばB、Bならこんなものがありそう…という発想をしていては、本当に面白いアイディアは出てきません。

拡散するときは、徹底的に拡散しましょう。拡散する上でのルールは、絶対に他の人の意見を否定しないこと、そして、思いついたバカみたいなアイディアを、すべて発言することです。

付箋をたくさん、用意しましょう。大きめの付箋がいいです。4~6人程度でグループをつくり、グループの中で、各自が付箋を5~10枚ずつ持ちます。10個の単語が書ける分量があればOKです。そして、テーマの単語(新しい遊園地をつくるなら、テーマは「遊園地」です)にくっつけて、「これは笑える!」「これはバカだ!」と思えるような単語を、どんどん書いていきます。たとえば、「オタク遊園地」とか、「遊園地異業種交流会」とか、何でもOKです。

どんなバカみたいな言葉でも構いません。でも、つまらないので、「遊園地ジェットコースター」とかは、やめてくださいね。まったく関係ない単語をくっつけるのが、ポイントです。見つからなければ、しりとりしてみましょう。「遊園地、ちりとり、りす、すいか、蚊取り線香、上履き…」何でも結構です。そして、出てきた単語と「遊園地」をくっつけてみると、バカみたいな単語になっていると思います。

各グループで、出てきた単語を眺めながら、「こんなことかな」「こんなのできるかな」とアイディアを広げてみてください。それぞれのグループから、面白そうなものをいくつか、発表して、全体の中で、実現できそうなアイディア(※融資に関するアイデアならこちらから→http://sokujin.com/)に収束していきます。

徹底的に拡散しないうちに収束してしまうと、奇抜なアイディアにはなりません。しっかり拡散して、奇抜なアイディアを出しましょう。他の人のアイディアを否定すると、途端につまらなくなってしまうので、注意しましょう。

ところで、この方法は、会社の中で、あなた1人が知っていても、なかなか実行できないかと思います。最初は、1人で付箋に書きながら、おもしろいアイディアを発言してもいいですが、付箋に書いていたら、隣の人に「何をやっているのか」と聞かれた、という形でなり、このブログを教えるという方法でなり、何かしらの方法で広めたほうが、使いやすいでしょう。また、あなたがリーダーなら、最初にやり方をこうすると宣言しましょう。

脳は、ちょっと刺激を与えると、突然、本気になって考え始めます。普段、使わない脳みそを使うので、最初は疲れると思います。けれども、同時に楽しくなることは、間違いありません。会議で単語が思いつかない、という事態を避けるために、普段から、気になる単語をピックアップしておくと、より実用的な方法になります。是非、お試しください。