【毎日を幸せに生きる技術】〜あなたはもっと、キラキラ輝ける〜

「強制的」に元気を取り戻す方法!上ばかり見ないで○○せよ!

自分はあの人と比べると、劣っているなー、と感じることはないでしょうか。もちろん、様々な方面において、自分はこの人よりも何とかが下手だ、と思うことはあるでしょう。当然、私もそういう評価を自分に下すことがあります。けれども、私はそれによって、自分がダメな人間だ、という評価を下したりはしません。過去にはそういうこともあったかもしれませんが、少なくとも、今現在、そういうことはなくなっています。

何か1つで相手に劣っていたからといって、それであなたの価値が下がることはないのです。

今日は、「強制的」に元気を取り戻す方法について、お伝えしたいと思います。

有名な言葉ですが、「天は人の上に人をつくらず」と言われます。この世界では、便宜上、社会の秩序のために、上下関係が設けられていますが、人間、生まれたときから「この人は偉い、この人は劣っている」というものはないのです。

誰が社長で偉い、誰はニートだからダメな人間、という評価が、社会的に下されることがありますが、これは真実ではありません。たとえ社長でも、その社長は、あなたほどテニスがうまくないかもしれませんし、あなたほどあなたの専門分野に関しての知識がないかもしれません。人間、誰しも得意・不得意はあるものです。

どこかの会社にあなたがクビにされたからといって、それはあなたの能力が劣っているからではありません。あなたの才能が、どこか別のところにあるということなのです。

たとえば、私は長時間、パソコンの前に座って、文章を書くことができます。パソコンの動作を軽くしたり、作業環境を整えたりすることもできます。ブログも書けますし、ホームページのHTMLのコーディングもできます。一方、私は手先が不器用ですから、化粧品の梱包作業は下手なのです。また、マラソンが苦手で、持久力がありませんから、私はマラソン選手にはなれないでしょう。そういうことです。

誰が優れていて、誰が劣っている、ではないのです。誰が何が得意で、誰が何は苦手だ、ということなのです。

何が言いたいのか、というと、あなたはあなたの苦手なことで、誰かと比較されなくていいですし、誰かと競争する必要もないということです。あなたは、あなたが得意なことをやって、それを仕事として稼ぎ、自分の得意なことをして生きればいい、ということです。

上ばかり見ていないで、あなたにしかできない「貢献」をしてください。そうすれば、自然と元気になります。あなたにしかできない役回り、あなたにしかつくれないものが、必ずあるはずです。

もう少し書きましょう。自閉症のとある青年は、部屋を整頓するのが上手で、私が会いに行くと、時々模様替えをしていたのですが、「お見事!」と言いたくなるくらい、棚の幅から何から、きっちりと収まっているんです。よく、ここまできっちり、測ったみたいにできるなー、と思ってしまうのですが、彼は、そういう才能を持っていたのです。

何かで人に劣っていると感じたら、自分の得意なところを探してみましょう。ついつい、人がしている作業を見て、気になってしまうことや、自分だったら、もっとうまくできるのに、と感じることはないでしょうか。また、あなたが誰かに本気で嫉妬してしまったことも、あなたがそこに、一種のこだわりを持っている部分である可能性が高いです。

あなたは、そうした才能を活かして、家族に、友達に、そして社会に「貢献」することができるはずです。それが自然にできるようになると、あなたはもっと、自分に自信を持てるようになるでしょう。