【毎日を幸せに生きる技術】〜あなたはもっと、キラキラ輝ける〜

心を洗うエクササイズ*独りになってやってみよう!*

幸せになるためには、「感謝」が大切ということを書きました。心になくても「ありがとう」を言ってみたり、見えるところに「感謝」の文字を入れてみたり、工夫されていらっしゃるでしょうか。けれども、あなたは、「それだけでは、心の奥にあるマイナスのエネルギーを取り除けない」と感じていらっしゃるかもしれません。

今日は、少し色を変えて、あなたの心を洗うエクササイズをお伝えしようと思います。

まず、どこでも構わないので、あなたが完全に、独りきりになれる場所を選んでください。静かで、周囲に誰もいなくて、落ち着いていられる空間です。もし、あなたがそのような空間を持っていないのであれば、探してください。あるいは、つくってください。どこかのホテルの一室でも、限られた空間で、独りになれれば問題ありません。携帯電話やテレビの電源も切ってください。

そして、あなたがこれまで、あなたの大切な人に、「してもらったこと」「して返したこと」「迷惑をかけたこと」の3つについて、1日かけて、思い返してください。他のことを考えてはいけません。たとえば、あなたが誰かにしてあげたことや、誰かに迷惑をかけられたことを考えるのは、間違いです。あなたが誰かにしてもらったこと、その人に、あなたがして返した相手を不快にさせる言動、あなたが誰かに迷惑をかけたこと、の3つです。

なぜ、この3つなのかというと、これは、あなたが誰かに感謝をするためのエクササイズだからです。

1つだけ、注意があります。もし、あなたが「統合失調症」と診断されていたり、何かしらの精神的な障害を持っている場合には、この方法は使えない可能性があります。その場合、この項目は飛ばしてください。

この方法は、内観と言って、あなたの心を浄化する方法です。内観には、集中内観と、日常内観がありますが、通常、集中内観を行うときは、内観研究所などの特殊な空間で行い、一定時間ごとに、面接者に報告します。集中内観であれば、あなたが間違ったことを考えている場合、指摘してもらえます。もし、あなたが自信がないなら、「内観療法、地域名」などで検索してみてください。

普通の社会人であれば、1週間、丸々休暇を取ることは、特殊な時期、つまりゴールデンウィークやお盆でなければ、難しいかと思いますが、1日、2日、ちょっと自分で時間をとって、こうした内観を行ってみると、普段、どれほど無意識的に人のお世話になっているか、ということを感じると思います。

新しい気づき・発見があったら、改めて、普段お世話になっている身近な人たちに感謝して、生活してみましょう。それまでは、どうしても感謝できなかった様々な人や出来事に、感謝できるようになっていると思います。頻繁にする必要はありませんが、たまに感謝のための時間を取ってみるというのは、素晴らしいエクササイズになります。