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音楽療法とは

音楽には人の心を動かす力があると言われています。音楽を聴いて、元気になったり、気持ちが安らいだり、更には感動して涙まで流してしまう不思議な力があります。例えば昔、学生時代によく聞いていた音楽が流れたら、その時代のことを思い出して懐かしい気持ちになったことがある人も多いのではないでしょうか?このように音楽によって、心や記憶に訴えかけることにより、心を癒して健康に導く健康法または代替医療があります。それが、音楽療法です。医学には分類されず、リラクゼーションセラピーや教育、福祉で利用されています。

音楽療法の利用者の多くは高齢者、自閉症の方、発達障害の方などです。記憶力が低下しがちな高齢者には、若い頃に聴いていた歌を聴いたり、歌ったりすることが記憶力の改善に有効とされています。自閉症、発達障害の方達には、音楽を演奏したり歌ったりすることでの意志の疎通を試みながら、徐々にコミニュケーションをとっていくことは、脳神経に良いと言われています。

音楽療法には二種類あって、楽器を演奏したり歌ったりする能動的音楽療法と、音楽を聴く受動的音楽療法があります。この二つの療法の中から、音楽療法を受ける方にとって効果的な方を、あるいは組み合わせて心のケアをしていくのです。現代社会では、うつ病などの心の病にかかってしまう方が増加傾向にあります。しかも、日本はこれからどんどん高齢者社会になっていくため、リハビリ、健康法としての音楽療法の効果が期待されます。